掌編小説集

*66.それはきっと君だから

大切な人達に
ありきたりでありふれた
平凡でも最期に幸せだったと言える
そんな人生を送ってほしい


そこにたとえ自分の存在がないとしても




でも君の人生には僕という存在がいて欲しい

僕が想う分だけ君にも想って欲しい


出逢った頃は君が生きているだけでよかったのに

いつの間にかそれだけじゃ満足出来なくなっていた


あぁ、欲張りだね
< 66 / 664 >

この作品をシェア

pagetop