掌編小説集
*66.それはきっと君だから
大切な人達に
ありきたりでありふれた
平凡でも最期に幸せだったと言える
そんな人生を送ってほしい
そこにたとえ自分の存在がないとしても
でも君の人生には僕という存在がいて欲しい
僕が想う分だけ君にも想って欲しい
出逢った頃は君が生きているだけでよかったのに
いつの間にかそれだけじゃ満足出来なくなっていた
あぁ、欲張りだね
ありきたりでありふれた
平凡でも最期に幸せだったと言える
そんな人生を送ってほしい
そこにたとえ自分の存在がないとしても
でも君の人生には僕という存在がいて欲しい
僕が想う分だけ君にも想って欲しい
出逢った頃は君が生きているだけでよかったのに
いつの間にかそれだけじゃ満足出来なくなっていた
あぁ、欲張りだね