掌編小説集

664.弱気を助け強きを挫き決意を新たに落ちサビにて、おあとがよろしいようで。

手柄を立てて目立ったり背景を考えて偵察したり全体のバランスを均等に見て舵を取ったり

犯人の細かな心情を考えて解決に導くよりも罪を犯した悪い奴を逮捕したいヒーロータイプ

タレント気取りの英才教育でも別格に不器用だからこんな小さな小鉢に収まる大きさではない

事件に大きいも小さいもないけれどやり方のレグには多かれ少なかれ大きい小さいがあって

所属も方法もバラバラなことをしてもどこの立ち位置にいても旁に動いて追っ掛けていても

最後に目指す最終目標は同じで行き着くところが一緒ならば流亡も丸く収まるのだから大丈夫

さいさい報告が端折り無くても様々なことを別撮りの視野に入れて捜査を進めその甲斐あって

胸を打つ大統領の演説もテロップは怪談で推奨された利他的でクリーンな指針を譲り受けても

校訓も人生訓も芸名‐トリッキー‐な駆けっこ‐ハント‐のドネーションにはそぐわなくて

羽目を外せばタカも外れる二点弁別閾の峰打ちで話の腰を折ったら経営破綻して息を引き取る

溺れる者は藁をも掴み藁にも縋って爆発物原料取扱事業者等ネットワークにプロパンガスを

九死に一生を得てホスピスに処方箋をメイドにラボのロマンを託してお邪魔虫な謎が解ければ

ライブハウスでのコピーバンドのライブ配信デビューに出没して撮れ高を稼いで出資を打開

年頃の生活圏にある顕著な危険思想は多重構造でありながらも当該は市販品‐メガジュール‐

てんてこ舞いの境目はVRで兇悪な壁画をボカシてシンキングタイムの間奏にて才女を横流し

みすぼらしい番屋で若々しい懇ろは乱戦を極め高が知れる甲斐性でげんなりして夜逃げの遠縁

死刑執行は超常現象並に至難の業であるから水耕栽培の党利党略を媒介にしてラフに滋養強壮

節制された統計は不眠症の不摂生で夢遊病は浮遊錯視のメカニズムを応用し慣用のメカニクス

入眠儀式でサマータイムのうたた寝至上主義は滋味深く有意にそのフリスビーは時空の彼方へ

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後ろに庇われて守られる存在よりも隣にいて一緒に雌雄を決して解決に直結したいけれども

追い掛ける存在ではなく肩を並べたくて守る存在でもなく草分けの背中を任せられるのならば

仲間を信じて正しく進んでゆき出世魚‐レジェンド‐のように次のステージに皆で行けばいい

カラーキーパーのような推薦って程ではないしただ事実を片っ端から本当のことを言っただけ

ピックペン暗号の腕木通信を疑問形であっても推薦の快諾‐タイアップ‐と受け取ったみたい

まぁ原型‐プレゼン‐の訴求力‐キービジュアル‐があざとく高かったのは否めないけれど

自らの飛躍の為には喜ばしいことで異動の打診を受けて安住の地から離れて行った方がいいと

ここに自分が必要無いから促し勧めるのだと君は臍を曲げ鼻息荒く四の五の気色ばむけれども

純然たる君ならば出来ると思ったから昇進とか出世とか栄転とか引き抜きとかはただの通過点

他所に出しても恥ずかしくない圧巻で壮観な大金星として一目置く存在‐ガリウムランカー‐

ずっと掛り切りで一丁前のエチュードの画伯になっていつかの桃源郷の待ちぼうけを食うより

矢も盾もたまらない私見にもう一捻り加えて海底に沈んだ金字塔のプロフェッサーにリーチを

一肌も脱がないし引き止めもしないし何も言わないけれども運命や如何には一番乗りの君次第

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