掌編小説集

667.オーガニックな恋路

年の差で付き合うことに負い目を感じているらしい

じゃあ老いた年上の君は年下で若いから私と付き合っているのか?

そうじゃないでしょ

年の差でも異性でも同性でも

君は私だから付き合っている

それは私も同じ

君だから付き合っている

そんなことで君との人生邪魔なんてさせない

先立たれたって骨抜きに添い遂げるだけ
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