掌編小説集
68.遅すぎる事なんてない
真実を全て知っていた
でも言えなかった
たとえそれで味方の命が消えるとしても
敵と呼ばれる人達でさえ大切と思えてしまったから
でも言えていたなら何かが変わっていたかな
「ねぇ、――――――……」
でも言えなかった
たとえそれで味方の命が消えるとしても
敵と呼ばれる人達でさえ大切と思えてしまったから
でも言えていたなら何かが変わっていたかな
「ねぇ、――――――……」