隣のクラスの猫系男子



「あたしらが言うのもあれだけど、手伝ってもらいなよ」


「うん、杉宮がああやって言ってだし」


さーちゃんと由宇ちゃんがそう言い、杉宮くんが私の返事を待つように私をじーっと見る。


「あ、じゃあお言葉に甘えて。またお願いします」


「うん。たぶん俺寝てるから起こして」


「あ、うん」


起きて待つ気はないんだ……


こうして、放課後2人で図書室の作業をすることになった。
















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