隣のクラスの猫系男子



……あ、でも迷惑かな。


「あの、無理にとは言わないけど……」


「行く」


押しつけがましいかと思ったが、杉宮くんは即答だった。


あまりにも真剣にうなづく杉宮くんを見て、思わず笑ってしまった。


「フフッ…いつがいいかな」


「そうだな…いつなら平気?」


「うーん、私は今のところいつでも大丈夫」


「明日は…さすがに無理?」


「フフッ、いいよ」


本当に早く見たいんだな……


…あ、そうか。


私の家に呼ぶことになるのか、なんか緊張するな……


でも、杉宮くんはうちの猫会いたいだけだし、そんな意識しなさそうだな……



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