隣のクラスの猫系男子
猫系男子と一晩





月日は流れ、あっという間に夏休みになった。



今日は終業式で早く終わったため、杉宮くんが家に遊びに来ることになっている。



さーちゃんも猫好きで誘ったのだが、今日もバレー部の練習があるらしく、来れないと言っていた。



「嫌いなものってある?」



家に戻ってから来てもらうのも面倒なのではないかと思い、お昼ごはんも簡単なものでも作ろうかと考えていた。



「んー、特にないかな」



「そっか」



うーん、何がいいかな……
夏だし無難に冷やし中華?



「本当に作ってもらっていいの?」



「うん、そんな凝ったものじゃないけど」



そう言ってスーパーに寄り、家に向かった。







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