隣のクラスの猫系男子



すると、杉宮くんもついてきた。



「何か手伝うことある?」



「あ、ううん。大丈夫です、ありがとう。寛いでてもらえると……」



「じゃあ、ソファに寝っ転がってようかな……」



杉宮くんはそう呟いて、ソファの方に戻っていった。



私は食器を洗いながら、ふと考えた。



お菓子何作ろう。



…あ、杉宮くんにちょっと聞いてみるか。



洗い物を終え、手を拭いて杉宮くんのところに行く。



「杉宮くん、おやつ何が……」



……か、可愛い!



杉宮くんは、規則正しい寝息をたてて眠っていた。



さらに、杉宮くんのお腹の上でルナが寝ている。



これは撮らないわけにはいかない。



盗撮になってしまうが……



< 53 / 87 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop