ねぇ、もうあの頃には戻れない?
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今日、小想と愛夢を廊下で見た。 

私はたまたまその会話を聞いてしまった。

「ねぇ、小想?」

「なに?」

「ゆきちゃんのことどう思ってるの?」

「よくわからない。」

「ゆきは私のこと避けてるみたいだし」

「そうなんだ。」

「でも、これだけは言える。」

"また、あの頃みたいに仲良くしたい"

私は、泣きそうになった。

嬉しかった。

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