ロールキャベツくんと残念美人女子のその後。



可愛く首を傾けながら「赤坂…陵さん、でしたっけ」


陵くんは小さく舌打ちをした。


「他人だ」


嘘はよくないでしょ、陵くん…



「嘘ですよ!だって学年一位…!」



ああ、そう言えば。



「確かにどっかの赤坂と名字がおなじで赤坂って奴はいる。ただそれは俺じゃねえ。じゃあな」



さっさと歩いていってしまう陵くん。



「ああっちょ…!」



絶対気まずいから!!これ!






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