ロールキャベツくんと残念美人女子のその後。




『七海!原くんうしろにいる』



『あっほんとじゃん』



小声でぼそぼそ会話することで店員さんに怪しまれながらも



適当に飲み物と食べ物を選ぶ。




「竜雄のあんな姿初めて見たかも」



「あたしも思った」




「お待たせしました、たこ焼…」




ぱっと顔を見上げると原くん。



「…お前らなにやってんの」




あきれた顔でこっちを見る。




「下手くそな変装しやがって」






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