ロールキャベツくんと残念美人女子のその後。



「お待たせしました、コーヒーとサンドイッチです」


雅人さんはありがとう、と言ってコーヒーを飲んだ。


「俺好きだわ、この味」


「よかったです」



雅人さんは甫さんの方を見て、自分の向かいのイスを叩いた。


店長の方を見るとグーサイン。



座ると、そう言えば…と思い出す。



「タメ語じゃなくなってる」



「そういやそうだね。…ま、秋穂ちゃんの好きな方で大丈夫」



「じゃあこのままで」


雅人さんは特に気にする様子はない。






< 348 / 570 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop