サマーソーダ〜after story〜
「ち、ち、違うよ、淳哉」
「悠里は黙って」
「だって俺には佑衣しか考えられないから。元気がないって言われても俺にはどうしてあげることもできない。そんなに気になるなら君がどうにかしてあげたら?」
「言われなくてもそうします!行こう悠里」
「あっ、あ、お弁当ごちそうさまでした。美味しかったです」
有無を言わさず引っ張られる腕。高瀬先輩と杉本先輩を見たら優しい笑顔で手を振ってくれた。
まさか、フラれた相手とその彼女に背中を押されるなんて夢にも思わなかった。
でもあたし普段の松村悠里に戻れそうです。
「悠里は黙って」
「だって俺には佑衣しか考えられないから。元気がないって言われても俺にはどうしてあげることもできない。そんなに気になるなら君がどうにかしてあげたら?」
「言われなくてもそうします!行こう悠里」
「あっ、あ、お弁当ごちそうさまでした。美味しかったです」
有無を言わさず引っ張られる腕。高瀬先輩と杉本先輩を見たら優しい笑顔で手を振ってくれた。
まさか、フラれた相手とその彼女に背中を押されるなんて夢にも思わなかった。
でもあたし普段の松村悠里に戻れそうです。