サマーソーダ〜after story〜
「悠里!まだ高瀬先輩が好きなのか?」



無言で連れて来られた屋上。


もうすぐお昼休みが終わるのに、淳哉の気迫はチャイムが鳴っても帰る気配を感じられない。



「違うよ、もう、好きじゃない」



「じゃあなんで最近元気ないんだよ?体調悪いとかなのか?」



「違う。あのね、淳哉・・・あたし」



「・・・他に好きな人でもできた?」
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