6人組の恋模様
ケンカ…そしてビックリ
〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
私の大好きなエンジェルのテーマソングが流れた。
誰かな?…疲れてるのに。
「はい、もしも…『麗萎ーー!』」
キーン…。
耳が、頭が痛い。
「何、詩李」
やたらテンションの高い詩李。
『今週の日曜日空いてる?』
「…空いてない」
嘘だ、本当は空いている。
だけど、休みが欲しかったから。
『そっか…いつなら空いてる?』
「知らない」
私はイライラしてしまい、素っ気ない態度で返事をした。
『何、その態度?意味分かんない!』
「はぁ⁉︎私も疲れてるんだよ!休ませてよ!!」
私は最近、ちゃんと寝れていない。
昼はダンス、夜は勉強。
初めの頃はなんともなかったけど、半年経って寝れない日が、続くのはさすがに辛くなってきた。
1週間前なんか睡眠不足で猛暑の中ダンスしてぶっ倒れた。
だから、休みの日はとことん休みたい。
『あっそ!もう知らない』
ガチャ…プープープー
詩李は怒って電話を切った。
はぁー…かったるいな。
私はベットにダイブした。
バターン!
勢い良くドアが空いたのでビックリして飛び起きた。
る:「れいたーん!」
「え、るぅちゃん⁉︎何々!」
る:「今週の日曜日開けといて!」
バタンッ!
るぅちゃんはそれだけ言って部屋を勢い良く出て行った。
何個か?があるけど…いいや!
日曜日ってさ…明日じゃん!
行かないといけないんだろうな。
あ、勉強しないと…いっか。
もう寝よう。
私は直ぐに夢の中に入った…。
チュンチュン、チュンチュン
「ん、んー?」
私は小鳥の鳴き声で起きた。
あ:「れいちゃん、おはよう。早く着替えて行くよー」
「おはよう…どこに?」
あ:「いいから!玄関集合ね」
「り、了解」
…着替えよう。
あんちゃんは先に行ったみたいだし。
店とかにでもいくのかな?
私は、短パンとTシャツに着替えた。
少し化粧して、ネックレスとピアスをして部屋を出た。
…長い!やっぱり長い!
ここに来て半年経つけど慣れない廊下。
やっと玄関についた…。
皆、集合してる。
さ:「来たよ。おはようれい」
ゆ:「おはよん!」
と:「よっ!」
る:「おっはよーん」
こ:「おはよう」
「おはよう…どこ行くの?」
あ:「買い物!」
やっぱりね。
「何で皆で?」
あ:「荷物持ち係り」
「「「ひっど!!」」」
見事にハモるな…(笑)
あ:「じゃあ、出発〜!」
可哀想な5人組ですな。
それから、案外近いショッピングセンターへ向かった。
広い店だな…ま、慣れてるからいいか。
あ:「まずは、キーホルダー」
る:「ここだよね!」
そう言うと皆はお店に入った。
「さく、キーホルダーって何?」
さ:「お揃いのキーホルダーだよ」
と:「正月に買う予定が誰かさん達が寝坊したからな」
「「何で俺(僕)のせいなの?」」
るぅちゃんとゆうならありゆるな。
私もなにか探そうかな〜。
私は店内をウロチョロした。
「✴︎ ⁂ ✳︎ ‡ ※ ∵ ◉ ★!!!」
皆はあっちの方で揉めてる…いっか!
何か無いかなー…あ、これ!
私は見つけた物を人数分持って皆の元へ戻った。
る:「あんたん、多分センス無い」
と:「多分じゃなくて確実だろう」
こ:「毎年のことだけどw」
ゆ:「これはないよ」
さ:「……(爆笑)」
「店で騒ぐのやめて…」
あ:「れいちゃん!これダサい?」
「…ひ、非常に」
だって、プニプニしたグネグネした変なキーホルダーだよ⁉︎
センスの問題ではない気がする…。
さ:「あー、今年も笑った笑った…?れい何持ってるの?」
さくは私の手を見て言った。
「これ?さっき見つけたの。どうかなって」
私が見つけたキーホルダー。
天使の形をしたもので、羽は水色!
エンジェルって言ったら天使だからさ!
「どうかな?」
と:「俺はこっちがいい」
「「「俺(僕)も」」」
皆が私の選んだものを指差した。
あ:「確かに…イメージぴったり」
あんちゃんも私のを選びそれを7つ買って店を出た。
さ:「れい、あん。ここで待ってて」
「「?はーい!」」
そう言うと皆は何処かへ行った。
「なんだろう…」
あ:「本当…てかれいちゃん、昨日なんかあったでしょ」
「…実は詩李とケンカしたの。今日遊ぼって言われたんだけど…」
あ:「だいたい分かったよ。それで、れいちゃんはどう思ってるの?」
「今思うと、私が悪かったなって」
あ:「そっか…」
……………………沈黙……………………
気まずいな。
る:「ただいまー!」
空気を読みなさい!
こ:「2人ともこっち来て」
私達はレストランに案内された。
レストラン…豪華だな〜。
パン、パパ〜〜〜〜ン!
「「Happy Birthday Rei!!」」
え、今日⁉︎
…8月2日じゃん!
「私の誕生日…」
ゆ:「忘れてたの?」
「うん。てか、誰から聞いたの?」
あ:「うふふふふ。こっち来てー!」
あんちゃんが誰かを呼んだ。
私はその人物を見て目を見開いた。
「詩李…⁉︎」
何で、何で詩李が⁉︎
「なん…で」
あ:「私が呼んだの。今日の朝」
「皆も知ってたの?」
さ:「うん、全部あんが考えた事だし」
と:「まさか、ケンカになるなんてな」
「…⁉︎」
あ:「昨日、詩李ちゃんからの電話は、私がお願いしたの」
ゆ:「まさか、断るとは思わなかった」
る:僕が部屋に誘いに行ったのは、このサプライズが出来なくなるからだよ!」
こ:「るぅの焦った顔!詩李ちゃんから断られたって電話来た瞬間にれいちゃんの部屋にダッシュだよw」
「そうだったの…ごめん、詩李」
「謝らんといて!麗萎は何も悪くない」
「詩李ー!」
私は詩李に抱きついた。
そして、2人で泣いた。
仲直りできてよかった!
と:「俺たちの事忘れてるだろ」
「わっ!ごめん」
あ:「まぁーまぁー。それより!もう1つサプライズ!」
こ:「俺達聞かされてないけど」
あ:「だって、言ってないもん!」
いつものようにワチャワチャしてるのはいいけど、それを知らない詩李の顔がw
「あんちゃん、サプライズって?」
あ:「ん?実はね、詩李ちゃんもエンジェルで働く事になったから!」
「「「…ぇええぇえー⁉︎」」」
皆の声が揃った!…じゃなくて!
「本当に⁉︎」
あ:「うん!でも詩李ちゃんは身体が弱いみたいだから、私と一緒に裏で働くことにするから」
詩李がここで働くとは!
超嬉しい!
「ニックネームどうするの?」
「決まってるよ!これから私は“しぃ”って呼んで下さい!」
「そのままじゃん!」
私達は皆で爆笑した。
では、改めて!
れい、さく、ゆう、ともくん、るぅちゃん、こうくん、しぃ、あんちゃんを、よろしくお願いします!
私の大好きなエンジェルのテーマソングが流れた。
誰かな?…疲れてるのに。
「はい、もしも…『麗萎ーー!』」
キーン…。
耳が、頭が痛い。
「何、詩李」
やたらテンションの高い詩李。
『今週の日曜日空いてる?』
「…空いてない」
嘘だ、本当は空いている。
だけど、休みが欲しかったから。
『そっか…いつなら空いてる?』
「知らない」
私はイライラしてしまい、素っ気ない態度で返事をした。
『何、その態度?意味分かんない!』
「はぁ⁉︎私も疲れてるんだよ!休ませてよ!!」
私は最近、ちゃんと寝れていない。
昼はダンス、夜は勉強。
初めの頃はなんともなかったけど、半年経って寝れない日が、続くのはさすがに辛くなってきた。
1週間前なんか睡眠不足で猛暑の中ダンスしてぶっ倒れた。
だから、休みの日はとことん休みたい。
『あっそ!もう知らない』
ガチャ…プープープー
詩李は怒って電話を切った。
はぁー…かったるいな。
私はベットにダイブした。
バターン!
勢い良くドアが空いたのでビックリして飛び起きた。
る:「れいたーん!」
「え、るぅちゃん⁉︎何々!」
る:「今週の日曜日開けといて!」
バタンッ!
るぅちゃんはそれだけ言って部屋を勢い良く出て行った。
何個か?があるけど…いいや!
日曜日ってさ…明日じゃん!
行かないといけないんだろうな。
あ、勉強しないと…いっか。
もう寝よう。
私は直ぐに夢の中に入った…。
チュンチュン、チュンチュン
「ん、んー?」
私は小鳥の鳴き声で起きた。
あ:「れいちゃん、おはよう。早く着替えて行くよー」
「おはよう…どこに?」
あ:「いいから!玄関集合ね」
「り、了解」
…着替えよう。
あんちゃんは先に行ったみたいだし。
店とかにでもいくのかな?
私は、短パンとTシャツに着替えた。
少し化粧して、ネックレスとピアスをして部屋を出た。
…長い!やっぱり長い!
ここに来て半年経つけど慣れない廊下。
やっと玄関についた…。
皆、集合してる。
さ:「来たよ。おはようれい」
ゆ:「おはよん!」
と:「よっ!」
る:「おっはよーん」
こ:「おはよう」
「おはよう…どこ行くの?」
あ:「買い物!」
やっぱりね。
「何で皆で?」
あ:「荷物持ち係り」
「「「ひっど!!」」」
見事にハモるな…(笑)
あ:「じゃあ、出発〜!」
可哀想な5人組ですな。
それから、案外近いショッピングセンターへ向かった。
広い店だな…ま、慣れてるからいいか。
あ:「まずは、キーホルダー」
る:「ここだよね!」
そう言うと皆はお店に入った。
「さく、キーホルダーって何?」
さ:「お揃いのキーホルダーだよ」
と:「正月に買う予定が誰かさん達が寝坊したからな」
「「何で俺(僕)のせいなの?」」
るぅちゃんとゆうならありゆるな。
私もなにか探そうかな〜。
私は店内をウロチョロした。
「✴︎ ⁂ ✳︎ ‡ ※ ∵ ◉ ★!!!」
皆はあっちの方で揉めてる…いっか!
何か無いかなー…あ、これ!
私は見つけた物を人数分持って皆の元へ戻った。
る:「あんたん、多分センス無い」
と:「多分じゃなくて確実だろう」
こ:「毎年のことだけどw」
ゆ:「これはないよ」
さ:「……(爆笑)」
「店で騒ぐのやめて…」
あ:「れいちゃん!これダサい?」
「…ひ、非常に」
だって、プニプニしたグネグネした変なキーホルダーだよ⁉︎
センスの問題ではない気がする…。
さ:「あー、今年も笑った笑った…?れい何持ってるの?」
さくは私の手を見て言った。
「これ?さっき見つけたの。どうかなって」
私が見つけたキーホルダー。
天使の形をしたもので、羽は水色!
エンジェルって言ったら天使だからさ!
「どうかな?」
と:「俺はこっちがいい」
「「「俺(僕)も」」」
皆が私の選んだものを指差した。
あ:「確かに…イメージぴったり」
あんちゃんも私のを選びそれを7つ買って店を出た。
さ:「れい、あん。ここで待ってて」
「「?はーい!」」
そう言うと皆は何処かへ行った。
「なんだろう…」
あ:「本当…てかれいちゃん、昨日なんかあったでしょ」
「…実は詩李とケンカしたの。今日遊ぼって言われたんだけど…」
あ:「だいたい分かったよ。それで、れいちゃんはどう思ってるの?」
「今思うと、私が悪かったなって」
あ:「そっか…」
……………………沈黙……………………
気まずいな。
る:「ただいまー!」
空気を読みなさい!
こ:「2人ともこっち来て」
私達はレストランに案内された。
レストラン…豪華だな〜。
パン、パパ〜〜〜〜ン!
「「Happy Birthday Rei!!」」
え、今日⁉︎
…8月2日じゃん!
「私の誕生日…」
ゆ:「忘れてたの?」
「うん。てか、誰から聞いたの?」
あ:「うふふふふ。こっち来てー!」
あんちゃんが誰かを呼んだ。
私はその人物を見て目を見開いた。
「詩李…⁉︎」
何で、何で詩李が⁉︎
「なん…で」
あ:「私が呼んだの。今日の朝」
「皆も知ってたの?」
さ:「うん、全部あんが考えた事だし」
と:「まさか、ケンカになるなんてな」
「…⁉︎」
あ:「昨日、詩李ちゃんからの電話は、私がお願いしたの」
ゆ:「まさか、断るとは思わなかった」
る:僕が部屋に誘いに行ったのは、このサプライズが出来なくなるからだよ!」
こ:「るぅの焦った顔!詩李ちゃんから断られたって電話来た瞬間にれいちゃんの部屋にダッシュだよw」
「そうだったの…ごめん、詩李」
「謝らんといて!麗萎は何も悪くない」
「詩李ー!」
私は詩李に抱きついた。
そして、2人で泣いた。
仲直りできてよかった!
と:「俺たちの事忘れてるだろ」
「わっ!ごめん」
あ:「まぁーまぁー。それより!もう1つサプライズ!」
こ:「俺達聞かされてないけど」
あ:「だって、言ってないもん!」
いつものようにワチャワチャしてるのはいいけど、それを知らない詩李の顔がw
「あんちゃん、サプライズって?」
あ:「ん?実はね、詩李ちゃんもエンジェルで働く事になったから!」
「「「…ぇええぇえー⁉︎」」」
皆の声が揃った!…じゃなくて!
「本当に⁉︎」
あ:「うん!でも詩李ちゃんは身体が弱いみたいだから、私と一緒に裏で働くことにするから」
詩李がここで働くとは!
超嬉しい!
「ニックネームどうするの?」
「決まってるよ!これから私は“しぃ”って呼んで下さい!」
「そのままじゃん!」
私達は皆で爆笑した。
では、改めて!
れい、さく、ゆう、ともくん、るぅちゃん、こうくん、しぃ、あんちゃんを、よろしくお願いします!