俺様生徒会長
「あ、またメアド教えてくれる?」

「今いいですか?すぐに紙に書くんで。」

筆箱を出し、ペンを出して、メモ帳に急いでメアドとケイバンを書いて渡した。


「ありがとう。じゃあ次こそもう行くね。」

「はい!また明日!」


先輩は微笑んで、グランドに向かった。


これで、あたし、先輩の彼女!?

嬉しい!

ヤバイくらい!!

誰かに伝えたい!

そうだ、悠也!

言えば、悠也のお陰でもあるもん!

まだいるかな?


急いで走って学校の中に入る。


「生徒会室にいるかな?」

「ん?葵じゃねーか?どうした、こんな所で?」

あたしのすぐ後ろに悠也がいた。

「悠也!いや、今名前はダメか。」

「いや、今は俺らぐらいしかいねーからいい。で、俺に何か用か?」



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