俺様生徒会長
体育祭①
side悠也
俺が葵の家に行った次の日、葵はちゃんと学校に来ていた。
それから体育祭までハードスケジュールだ。
生徒会って本当に疲れる。
そして今日、体育祭当日。
俺たち生徒会は、生徒会の特等席で座ってる。
まだ放送とかやることは、まだあるからな。
だが、間に合って本当に良かった。
「本当に頑張った。」
「そうですね。頑張りましたね、私たち。」
俺の隣に来て霜川が言う。
………は?
「私たちって、お前!全然来てなかっただろ!?」
「ちゃんと行ったじゃないですか、昨日。」
「ああ、来たな昨日!だが、それまで一回も来なかったじゃねえか!?」
「私だって色々忙しかったんです。」
「……へ~。じゃあその色々ってなんだよ。」
「……それは…」
「それは?」
どうせ言えねーくせに。
「……実は、母が倒れて…」
………は?
霜川はハンカチを出し、泣いた。
いや、泣いたふりをした。
それから体育祭までハードスケジュールだ。
生徒会って本当に疲れる。
そして今日、体育祭当日。
俺たち生徒会は、生徒会の特等席で座ってる。
まだ放送とかやることは、まだあるからな。
だが、間に合って本当に良かった。
「本当に頑張った。」
「そうですね。頑張りましたね、私たち。」
俺の隣に来て霜川が言う。
………は?
「私たちって、お前!全然来てなかっただろ!?」
「ちゃんと行ったじゃないですか、昨日。」
「ああ、来たな昨日!だが、それまで一回も来なかったじゃねえか!?」
「私だって色々忙しかったんです。」
「……へ~。じゃあその色々ってなんだよ。」
「……それは…」
「それは?」
どうせ言えねーくせに。
「……実は、母が倒れて…」
………は?
霜川はハンカチを出し、泣いた。
いや、泣いたふりをした。