俺様生徒会長
side葵
体育祭。
ぶっちゃけあたしは嫌だった。
運動が苦手なあたしにとってはちょっと苦痛。
楽しいといえば、亜子や麻美ちゃんたちとおしゃべりすること。
「お!スウェーデン出場者呼ばれてるじゃん!麻美、頑張れよ!」
「……亜子ちゃんが推薦しなかったら絶対出なかったのに……。」
「……あのね、あんたは走りすごい速いんだぜ?もったいないじゃん!だから、あたしがあんたを推薦してあげたわけ!」
「別に頼んでないもん。」
「ほらほら、さっさと行ってきな!」
意地悪そうな顔で言う亜子。
そんな言い方しなくても…。
集合場所に行こうとするむくれる麻美ちゃん。
「が、頑張って、麻美ちゃん!あたし応援しかできないけど、一生懸命応援するから!ね?」
突然麻美ちゃんは笑顔をみせた。
「ありがとう、葵ちゃん。やっぱり私の味方は葵ちゃんだけね。」
「え、え~?」
少し困った。
ぶっちゃけあたしは嫌だった。
運動が苦手なあたしにとってはちょっと苦痛。
楽しいといえば、亜子や麻美ちゃんたちとおしゃべりすること。
「お!スウェーデン出場者呼ばれてるじゃん!麻美、頑張れよ!」
「……亜子ちゃんが推薦しなかったら絶対出なかったのに……。」
「……あのね、あんたは走りすごい速いんだぜ?もったいないじゃん!だから、あたしがあんたを推薦してあげたわけ!」
「別に頼んでないもん。」
「ほらほら、さっさと行ってきな!」
意地悪そうな顔で言う亜子。
そんな言い方しなくても…。
集合場所に行こうとするむくれる麻美ちゃん。
「が、頑張って、麻美ちゃん!あたし応援しかできないけど、一生懸命応援するから!ね?」
突然麻美ちゃんは笑顔をみせた。
「ありがとう、葵ちゃん。やっぱり私の味方は葵ちゃんだけね。」
「え、え~?」
少し困った。