俺様生徒会長
「そんなことはどうでもいいから、口ばっか動かしてないで手を動かせ!こっちは早く部活に出ないといけないんだよ!」
そう那岐は怒りながら言った。
俺たちが話してる間、那岐は一人ずっと仕事をしていた。
こいつは真面目で、そして生徒会の中で唯一まともな人間だ。
ま、性格は少々ひねくれてるが。
「あ、そういえば那岐くん、近いうちに弓道部の大会あるんだよね?」
「ああ、前に言ってたな。」
「いつあるの?」
「来週の土曜。」
「え?期末の2日後じゃん!?」
「そ。テスト前も期末中もあるんだ。」
「じゃあ、もうそろそろ行かれた方が良いんじゃないですか?」
「いや、この仕事が終わってからでいいよ。」
「優しいよね、那岐くんって!」
そう早乙女がにこやかに言うと、少し那岐が照れ、
「べ…別に。ただ僕がいなくなったら永遠に終わりそうにないからしてやるだけだ。」
そう那岐は怒りながら言った。
俺たちが話してる間、那岐は一人ずっと仕事をしていた。
こいつは真面目で、そして生徒会の中で唯一まともな人間だ。
ま、性格は少々ひねくれてるが。
「あ、そういえば那岐くん、近いうちに弓道部の大会あるんだよね?」
「ああ、前に言ってたな。」
「いつあるの?」
「来週の土曜。」
「え?期末の2日後じゃん!?」
「そ。テスト前も期末中もあるんだ。」
「じゃあ、もうそろそろ行かれた方が良いんじゃないですか?」
「いや、この仕事が終わってからでいいよ。」
「優しいよね、那岐くんって!」
そう早乙女がにこやかに言うと、少し那岐が照れ、
「べ…別に。ただ僕がいなくなったら永遠に終わりそうにないからしてやるだけだ。」