俺様生徒会長
「このことは礼を言うが……参ったな、一番聞かれたくないことを聞かれた。」

「ていうか、なんで自分を偽ってるの?」


「あ?それは…ってなんでこんなことをてめえに話さなきゃならねえんだよ?」

「まあ、いいじゃん!」


軽い調子で言うと、あたしは少し睨まれた。

だけど、あたしは引かなかったため、彼はしぶしぶ話してくれた。


「俺は中学からここなんだが、細かく言うと、中二までは別の学校だったんだ。」

「え、そうなの?」

「あぁ。で、なんで俺がこの学校に転入してきたかというと、俺が教師を殴って退学になったから、仕方なくここに来たんだ。」

「は!?殴って退学!?」

「そ。んで、母親がめちゃめちゃ泣いて。」


そりゃあ泣くって。


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