俺様生徒会長
「んで、考えたんだが、成績と内心が良ければ何も文句ねえかなって、親も教師も。優等生にでもなれば何も言えねえだろ?それどころか教師は俺を信用する。生徒会長にでもなればそれ以上だろ?」

その話を聞いてあたしは固まった。

「…え、まさかそれだけで……?」

「それだけっていうか…まあ、そんなとこだな。だが、結構楽しいんだぜ?この学校のほとんどの奴らから信用されてて結構権力あんだよ。ストレスはヤバイほどたまるが、追いつめられてる奴とかを上から目線で慰めたりするのはすんげー楽しいわけよ。」

神谷くんは悪そうな笑みを浮かべた。


ていうか彼……Sじゃん。

しかもドSだって、絶対!

そう思いながら彼を見ていた。


「なんだ?」

「え……いや、何も…」


………鋭い…


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