じぇねれーしょん


キスの深度を増しながら、バスタオルの隙間から指を這わせる。


ふれあう唇の隙間から洩れる吐息交じりの声が好き。


芯を帯び始めた小さな突起を夢中になって指で甚振っていると、間近に迫った双眸が心持ち持ち上がる。


その上目遣いの妖艶さにクラクラする。


シャワーのためだけじゃない肌の火照り。


でもきっと、七緒より自分のほうがノボセているはずだ。


弄っていた双丘から手を離し、肌を下へと辿っていく。



「七緒さん、疲れてるんだもんね。今夜は焦らさないで手短に終わらせてアゲル。」



よくいうよ、と自分の面の厚さに自嘲が漏れる。



単に、ガマンできないのは自分のほうだ。


早く七緒の中に入りたい。


熱い襞を思いのままに突き上げて、溶け合いたい。



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