じぇねれーしょん
それは、途中でリカがフラリとトイレに立った時のこと。
「ホント、七緒ちゃんって変わったんだねー。まさか、七緒ちゃんが利嘉みたいなコドモを相手にするなんて思わなかったなー。」
何の前触れもなく本題を突かれた。
水を浴びせられたような感覚に七緒は動きを止めた。
皆実はそんな七緒を横目に見てクスリと笑う。
「ま、恋愛に年なんてカンケーないけどぉ……」
ぷつっと音をさせてオリーブを突き刺したフォークを七緒に突きつける。
「アイツがコドモだってコト、ちゃーんと認識しとかないとダメだよ?」