じぇねれーしょん
もつれるようにベッドに沈みながら、お互い奪い合うように快楽を弄り合う。
「若いわね」
既に形を変え始めた下肢をやんわり扱きながらクスリと笑う。
こんな素直な反応も最近では七緒の楽しみの一つになっている。
この歳にもなれば、お互い義務か形骸的だから。
こんな素の反応は新鮮で意外と嬉しい。
口を尖らせたリカはお返しのように、しっとり潤み始めたところを指で穿った。
「あんっ……」
「そーいう七緒さんだってここはもうこんなじゃーん。」
気持ちイイでしょ?
耳元でそう囁かれて、七緒は応えの代わりに唇を奪った。
まったく。
六歳も年下の未成年に……腑抜けもいいところだ。
自分に呆れつつ、その日も享楽に溺れた。