じぇねれーしょん
『ほんとに!?マジで来れんの!?て、張り切りすぎて店に来る前に倒れたりしないっ?』
『……大丈夫だってば。』
リカって時々スゴク心配性よねー、と電話口でぼやく声が聞こえるけれども。
『大丈夫。リカの活躍が見られる時間に間に合えばいいんだけど……』
トクトクと鼓動が忙しなく鳴る。
『いいよ。時間なんていつでも。………待ってる。』
七緒に無理なんかして欲しくないけど。
でも、最終的なところで我欲に忠実で。
会ってくれるというものを、彼女を労わる言葉で突っぱねるのは絶対に出来ないのだ。