君が隣にいる。それ以上何を望むというのだろう。
タイトル未編集

隣の小林君。

~瑠美side~


春。
春というと、みんな何を思い浮かべるだろうか。
出会い、別れ。
出会った人は、自分という人生の絵本に新しく登場し、場合によっては、絵本の中で活躍したり、または、どこかの童話のように、人生のお供になったり。

別れても、その人は絵本から消えない。
ずっとずっと、色褪せたページに残っているだろう。
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