魔法の国と私の恋
中学生になったばかりの私は、

明らかにクラスに馴染めてなかった。



仲が良いのは、クラスが別の小学校からの親友だけ。

みんな部活に精を出す中で、

私は授業が終わると真っ直ぐに家に帰った。



そんな日々が数ヶ月続いた頃・・・

いつもと同じ学校からの帰り道。



田んぼが広がる細い田舎道に、

落雷のような衝撃と共に、目を開けていられないほどの光に囲まれた。



「眩しっ・・・!!」



思わず、目をつぶってしゃがみこんだ。


< 2 / 16 >

この作品をシェア

pagetop