身代わり姫君の異世界恋綺譚
手を伸ばして足首に触れようとした時、着物が肌蹴ている事に気づいた。
着物の合わせから白い膨らみが丸見えで真白は慌ててかき合わせた。
「清雅っ! 見たでしょう!?」
真白の言葉に清雅は真っ赤になる。
「み、見てないっ! 見ていないぞ!」
ブンブンと首を振る清雅に紫鬼は笑った。
――真白がいると清雅は可愛い反応をするな。
そう考えながら回復してきた真白を見てから軽々と抱き上げる。
「早く乾かさねば風邪を引くぞ」
「紫鬼、歩けるよ」
どんどん屋敷に向かっていく紫鬼に真白は言うが、紫鬼が耳を貸すはずもなくほどなく桔梗が呼ばれた。
着物の合わせから白い膨らみが丸見えで真白は慌ててかき合わせた。
「清雅っ! 見たでしょう!?」
真白の言葉に清雅は真っ赤になる。
「み、見てないっ! 見ていないぞ!」
ブンブンと首を振る清雅に紫鬼は笑った。
――真白がいると清雅は可愛い反応をするな。
そう考えながら回復してきた真白を見てから軽々と抱き上げる。
「早く乾かさねば風邪を引くぞ」
「紫鬼、歩けるよ」
どんどん屋敷に向かっていく紫鬼に真白は言うが、紫鬼が耳を貸すはずもなくほどなく桔梗が呼ばれた。