身代わり姫君の異世界恋綺譚
「こ、この者は私のものじゃ!」
我れに返った忠臣は、詰まりながら真白が自分の物だと主張する。
紫鬼は目に見えぬ速さで、足を振り上げ忠臣の顔を蹴り上げた。
忠臣は道重の身体に向かって飛ばされた。
「ううっ!」
忠臣の身体をまともに食らった道重も壁に飛ばされた。
「私の真白をよくもこんな目にあわせたな」
ゆっくりと2人に近づく。
「こ、このお方は天皇家の嫡子 忠臣親王様であるぞ!」
道重は痛む身体を盾にし、忠臣の前に立つ。
「我が名は紫鬼。私に天皇の力は関係ない。お前たちがいなくなろうと記憶の操作でどうにでもなる」
我れに返った忠臣は、詰まりながら真白が自分の物だと主張する。
紫鬼は目に見えぬ速さで、足を振り上げ忠臣の顔を蹴り上げた。
忠臣は道重の身体に向かって飛ばされた。
「ううっ!」
忠臣の身体をまともに食らった道重も壁に飛ばされた。
「私の真白をよくもこんな目にあわせたな」
ゆっくりと2人に近づく。
「こ、このお方は天皇家の嫡子 忠臣親王様であるぞ!」
道重は痛む身体を盾にし、忠臣の前に立つ。
「我が名は紫鬼。私に天皇の力は関係ない。お前たちがいなくなろうと記憶の操作でどうにでもなる」