他人の彼氏
少し、心配になり
ベランダの方から隣の様子を伺うけれど
まったく中の様子は分からない。
そして、再び
バーンッ
何かを壁に投げつける音が聞こえる。
やっぱり、何かあったのかもしれないと
慌てて隣のチャイムを鳴らすと
「はーい・・・何ですか?」
不機嫌な様子で
髪をかきあげ
睨むように
ドアを半分開けた所から
覗き込んで私を見ている。
「あの、音がしたから・・・
大丈夫ですか?」
「は?騒音の苦情にでもきたわけ?」
何か・・・・
人格がかなり・・違うような気がする・・
「いえ、そういうんじゃ・・
ただ、何かあったのかと思って・・」
「あれ、あなた
この前の夜来た人?」
「あ、はい・・・」
「同じアパートの住人って事だったのね。
なーんだ、浮気相手だと思って
心配して損したわ。
とりあえず、何もないので
ご心配なく。
おせっかいは不要なので」
そう面倒臭そうに言うと
扉を勢い良く閉めた。
っていうか・・・・
あれは・・・
同一人物なんだろうかって
疑いたくなるほど
態度も口調も・・・
表情すら違うって・・・・
ベランダの方から隣の様子を伺うけれど
まったく中の様子は分からない。
そして、再び
バーンッ
何かを壁に投げつける音が聞こえる。
やっぱり、何かあったのかもしれないと
慌てて隣のチャイムを鳴らすと
「はーい・・・何ですか?」
不機嫌な様子で
髪をかきあげ
睨むように
ドアを半分開けた所から
覗き込んで私を見ている。
「あの、音がしたから・・・
大丈夫ですか?」
「は?騒音の苦情にでもきたわけ?」
何か・・・・
人格がかなり・・違うような気がする・・
「いえ、そういうんじゃ・・
ただ、何かあったのかと思って・・」
「あれ、あなた
この前の夜来た人?」
「あ、はい・・・」
「同じアパートの住人って事だったのね。
なーんだ、浮気相手だと思って
心配して損したわ。
とりあえず、何もないので
ご心配なく。
おせっかいは不要なので」
そう面倒臭そうに言うと
扉を勢い良く閉めた。
っていうか・・・・
あれは・・・
同一人物なんだろうかって
疑いたくなるほど
態度も口調も・・・
表情すら違うって・・・・