他人の彼氏
「私、そろそろ・・・・」
「もう帰るの?」
そんな驚いて聞くほど
意外だったんだろうか・・・
目を丸くして
不思議そうな顔をしている。
「もう、8時だし・・・」
「えー、もうちょっといいじゃん。
俺、飲み足らないよー」
飲み足らないって
そもそも、ここファミレスだし。
「居酒屋とかで
飲みなおさない?」
「あー・・・ごめん」
「俺、さすがに
一人じゃ飲み行く勇気ないしさ。
最初だけ付き合ってよ。
そしたら帰っていいから」
「でも・・・・」
「ね、最初だけ。
1時間・・いや
30分でいいから。
ね、お願いっ」
そう言いながら
私を拝むように
手を合わせている。
・・・・疲れる。
「じゃあ、30分だけ・・・」
「さっすが希!
気が変わらないうちに
行こう行こう!」
あと30分の辛抱だ。
そう言い聞かせるように
表情を作り続けながら
そのまま近くの居酒屋へと
つとむと肩を並べ
入って行く。
「もう帰るの?」
そんな驚いて聞くほど
意外だったんだろうか・・・
目を丸くして
不思議そうな顔をしている。
「もう、8時だし・・・」
「えー、もうちょっといいじゃん。
俺、飲み足らないよー」
飲み足らないって
そもそも、ここファミレスだし。
「居酒屋とかで
飲みなおさない?」
「あー・・・ごめん」
「俺、さすがに
一人じゃ飲み行く勇気ないしさ。
最初だけ付き合ってよ。
そしたら帰っていいから」
「でも・・・・」
「ね、最初だけ。
1時間・・いや
30分でいいから。
ね、お願いっ」
そう言いながら
私を拝むように
手を合わせている。
・・・・疲れる。
「じゃあ、30分だけ・・・」
「さっすが希!
気が変わらないうちに
行こう行こう!」
あと30分の辛抱だ。
そう言い聞かせるように
表情を作り続けながら
そのまま近くの居酒屋へと
つとむと肩を並べ
入って行く。