他人の彼氏
「ははは 心配無用だから
気にしなくていいし。」
そう言いながら
再び 至近距離の世界へと舞い戻ってしまった・・・。
「あの、じゃあ・・・
目を閉じて下さい」
「はいはい」
素直に目を閉じてくれたから
おかげで
若干マシのような気もするけど
こうなると
キスをしないといけないわけで・・・
そうだ、つとむとキスする時を思い出して・・・
つとむとキスしてると思えば・・・
思えば・・・・
つ、つとむは こんなに
整った顔立ちはしていない・・・。
「まだ?」
「い、今すぐっ・・!」
とは言ったものの
この方と・・・
キス・・・ですか・・・
私の人生の中で
このような男性とキスをするという事は きっと奇跡に近いんだけど・・・
だけど・・・・