他人の彼氏

目が覚めた時には

既に 黒崎伸治の姿はなく

慌てて仕事に行ったのか、

はたまた

私が家の事をするからなのか、

服が脱ぎ散らかされて

机は斜めになり


どんだけ 急いでたんだろうと

想像してしまうほどだ。


7時・・・か。


ひとまず、

言われた事をしてから・・・


買い物に・・・


ダメだ。


先に仕事見つけてから

帰りに買い物行って

帰ってこよう。


そうと決まれば

さっさと

するべき事を終わらせて

出かけなければ・・・。
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