他人の彼氏
結局、その日
黒崎伸治は帰って来ないまま
朝を迎え
私は・・・・・
2日連続予定だった
残りのカレーを冷凍して
昨夜わざわざ
作っていたオムライスを
朝から2人分食べている。
帰ってこないなら
電話くらいしろよ。
とか思うけれど
すぐに、
私の番号知らないじゃん。
なんて現実に戻り冷静になる・・・
そんな事とは知らない、黒崎伸治は
普通に、
「朝から よく食うな?」
と、朝帰りした途端
ムカツク事を言うもんだから
「好きで食ってるわけじゃないし」
そう、口に詰め込みながら
思わず、言い返してしまった。
「・・・もしかして俺の分?」
「もしかしなくてもね」
「マジで?」
「大マジで」
「んじゃ、食うわ」
「は?え?ちょっ!?」
食べかけのオムライスの皿と
手に持っていたスプーンを
私から取り上げると
普通に食べ始めた。
黒崎伸治は帰って来ないまま
朝を迎え
私は・・・・・
2日連続予定だった
残りのカレーを冷凍して
昨夜わざわざ
作っていたオムライスを
朝から2人分食べている。
帰ってこないなら
電話くらいしろよ。
とか思うけれど
すぐに、
私の番号知らないじゃん。
なんて現実に戻り冷静になる・・・
そんな事とは知らない、黒崎伸治は
普通に、
「朝から よく食うな?」
と、朝帰りした途端
ムカツク事を言うもんだから
「好きで食ってるわけじゃないし」
そう、口に詰め込みながら
思わず、言い返してしまった。
「・・・もしかして俺の分?」
「もしかしなくてもね」
「マジで?」
「大マジで」
「んじゃ、食うわ」
「は?え?ちょっ!?」
食べかけのオムライスの皿と
手に持っていたスプーンを
私から取り上げると
普通に食べ始めた。