他人の彼氏
すぐ近くの
ディスカウントストアへ
足早に歩き、
「コンロも必要じゃね?」
「でも、2人だし・・・」
「鍋って言えば、卓上コンロだろ?」
だろ?って言われても・・・
「洗剤とかあった?」
「あ・・・・洗濯洗剤が
あと少しで切れそうかも・・」
「ついでだから買っとくか・・」
そう言いながら
洗剤が置いてあるコーナーへ移動。
・・・・・・・・
したのは間違いだった・・・
今、最も会いたくない男が
まさしく、そのコーナーで
結婚するという女性と
仲良く買い物中だ・・・。
そんな、私の状況を知るはずもない
黒崎伸治は、
「なぁなぁ、希
この洗剤に変えてみねぇ?」
フルネーム呼びから
のぞみ という呼び名に
いつの間にか・・・変わっていて
つとむと彼女の存在よりも
黒崎伸治の言葉に
思わず、
心臓が飛び跳ねた感覚に陥ってしまった。
「希?聞いてんのか?」
「へ?あ、うん?」
・・・視線を感じる。
会いたくない男がいる方向から
嫌なほどの視線を・・・・。
ディスカウントストアへ
足早に歩き、
「コンロも必要じゃね?」
「でも、2人だし・・・」
「鍋って言えば、卓上コンロだろ?」
だろ?って言われても・・・
「洗剤とかあった?」
「あ・・・・洗濯洗剤が
あと少しで切れそうかも・・」
「ついでだから買っとくか・・」
そう言いながら
洗剤が置いてあるコーナーへ移動。
・・・・・・・・
したのは間違いだった・・・
今、最も会いたくない男が
まさしく、そのコーナーで
結婚するという女性と
仲良く買い物中だ・・・。
そんな、私の状況を知るはずもない
黒崎伸治は、
「なぁなぁ、希
この洗剤に変えてみねぇ?」
フルネーム呼びから
のぞみ という呼び名に
いつの間にか・・・変わっていて
つとむと彼女の存在よりも
黒崎伸治の言葉に
思わず、
心臓が飛び跳ねた感覚に陥ってしまった。
「希?聞いてんのか?」
「へ?あ、うん?」
・・・視線を感じる。
会いたくない男がいる方向から
嫌なほどの視線を・・・・。