他人の彼氏
服と、化粧道具を持ち
脱衣所に逃げるように
その場を離れ
冷たい水で
思い切り顔を洗いながら
自分自身、何がしたいのか
何で、あんな事をしてしまったのか
分からないまま・・・
考え続け、悩み続け・・・・
時間が流れ、
「希?どうした・・?」
心配したのか
黒崎伸治が、脱衣所へやってきた。
「ん?何でもないよ。
だいじょーぶ・・」
目を合わせられない・・・。
「希・・・?」
そんな私を不審に思ったのか
私の顔を覗きこむように
黒崎伸治が目を合わせようとする。
「わ、私
もう・・行かなきゃ・・」
目の前の黒崎伸治を押しのけるように
そのまま、バッグを持ち
外へと出た。
出た・・けれど、
・・・・・・寒い。
当たり前だ。
上着なんてものを
何も羽織らず
持たないまま、
外に出てしまってきてるのだから。
脱衣所に逃げるように
その場を離れ
冷たい水で
思い切り顔を洗いながら
自分自身、何がしたいのか
何で、あんな事をしてしまったのか
分からないまま・・・
考え続け、悩み続け・・・・
時間が流れ、
「希?どうした・・?」
心配したのか
黒崎伸治が、脱衣所へやってきた。
「ん?何でもないよ。
だいじょーぶ・・」
目を合わせられない・・・。
「希・・・?」
そんな私を不審に思ったのか
私の顔を覗きこむように
黒崎伸治が目を合わせようとする。
「わ、私
もう・・行かなきゃ・・」
目の前の黒崎伸治を押しのけるように
そのまま、バッグを持ち
外へと出た。
出た・・けれど、
・・・・・・寒い。
当たり前だ。
上着なんてものを
何も羽織らず
持たないまま、
外に出てしまってきてるのだから。