その男、小悪魔につき。【停滞中】
「もしもし?出来れば今日明日が良いんだけど……もしかして都合悪かった?」
『いや、大丈夫です。その代わり、俺の家まで来て頂いても構いませんか?』
「え?うん、それは大丈夫だけど…。」
『じゃあ今日にしましょうか。』
「うん、わかった。今日の午後行く。……全部話してよ?」
『はいはい……じゃあまた。気を付けて来てください。』
「うん、また後でね。」
そして電話を切り脱力して、ソファーに体を預ける。
あー、緊張した!
なんか電話って耳元で声がするから変な感じ……