その男、小悪魔につき。【停滞中】


嬉しい……。


単純にそう思って笑顔でお礼を言った。


「ありがとうっ」


千尋くんは少し驚いたような顔をすると、すぐに微笑んだ。


「いえ。じゃあ少し準備して行くので先に寝室に行っててください」


「はーい」



廊下を出て突き当たりを右に行った所が寝室。


しかしその時に左側の一部屋が何となく気になった。


前も思ったけど、一人暮らしにしては家も大きいし部屋数も多いな……


そして寝室に入るとやはり体が怠かったので、すぐにベッドに寝転がった。



ふぅ。


色々疲れたなぁ。

< 69 / 110 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop