足跡が其処に
終わる冬によせて
少年は生きた
たった一人の少女に願いを託して
少女は生きた
たった一人の少年の願いを秘めて
少年は生きた
少女との思い出と一緒に
少女は生きた
少年との思い出と一緒に
少年は泣いた
ひっそりとその真っ白い部屋で
少女は泣いた
ひっそりと黒い服を着て
少年は幸せだった
少女が居たから
少女は幸せだった
少年が居たから
少年は生きた
たった一人の少女に願いを託して
少女は生きた
たった一人の少年の願いを秘めて
少年は生きた
少女との思い出と一緒に
少女は生きた
少年との思い出と一緒に
少年は泣いた
ひっそりとその真っ白い部屋で
少女は泣いた
ひっそりと黒い服を着て
少年は幸せだった
少女が居たから
少女は幸せだった
少年が居たから