王子様に溺愛中ッッ
「今日俊んちいっていー?」

「いーけどなんで?」

「俊と一緒にいたいからぁ♪」

…また可愛いことを…

俺、告っちゃおうかなぁ…
なんて。無理だ。
タイミングってやつも大事だしな。

「んじゃあ着替えたら俊の部屋いくね!」

「おぅ…」

「ばいちゃー」

はあ…やばい、かわいい…

って…やべぇ!
部屋きたねーんだった!
昨日純也が遊びに来てそのまんまだ!

「ただいまー」

「あら俊。おかえり」

「もうちょっとしたら遥くるから!」

「はいはい。
俊はホントに遥ちゃんのこと好きなのねー」

「うるさい…」

なぜかくそババァにはバレテしまった。

「ホントホント!
遥が大好きだもんねーしゅーんちゃーんは♪」

クソ兄貴が…!
こいつは認めたくねぇけど、俺の兄貴、水城 蓮。
二つ上だから高三。

「うっせ!黙れクソ兄貴が!!」

「おにーちゃんになんてことを!俊ちゃんはいつからそんな子に…」

「一生いってろ!バーカ!」

うちの家族マヂうぜー!
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