王子様に溺愛中ッッ
俊に手をひっぱられて屋上にきた。


…のに、俊は黙ったまま…

なんか気まずい…



「俊?どーかした?」


沈黙にたえれなくなったあたしは、俊にはなしかけた。


「怒ってるの?」

「別に怒ってねぇよ」

素っ気なくいう俊。

「怒ってるじゃん…」


それからまた沈黙がつづいた。

あ、遊馬!
やばい…怒られるー


「俊、話ないならいくね?」


俊から呼び出してくれたのは、めちゃめちゃ嬉しいんだけど、遊馬が…

遊馬も大事な友達だし

「ごめんね?」

あたしは、校庭へむかった。
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