王子様に溺愛中ッッ
バタン!

「俊ー!」

あたしは屋上にいった。

…あれ?
いないし…

なんでぇー!?


屋上じゃないなら…教室?

行ってみよう!



ーーーーーーーーーーーー

ガラガラ


あ…いた

窓から外眺めてる


「しゅーん!♪」


「…」

ん?


「俊ー?」

「…」

「俊ってばぁ!!」

「!?んぁ!?遥!?」

「そんなに驚かなくても…てゆーか、さっきからよんでるんだけど?」

「まぢ?ごめん…」

「どーかしたの?ぼーとしちゃって。
俊が元気ないとあたしも元気でないよー」

「遥…」

「んー?」


俊があたしに近寄って来てる…

なに?なになになに?

背中には教室の白い壁。
あたしの目の前には俊。
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