王子様に溺愛中ッッ
だけど…やっぱりあのことばのショックは大きくて…

なんだかんだいってても、あたしはいつも弱気だった。



あのことがあってからは先輩達からの嫌がらせはなくなった。
茜とも変わらず親友だった。今も。



俊を好きな気持ちも変わらない。あのころから。

だけど、あの俊のことばは先輩達から嫌がらせをうけてたことよりもあたしにはつらかった。


先輩達の嫌がらせは、“俊がいてくれる。”そう思う気持ち。それがあるだけであたしは耐えられた。


だけど、俊の気持ちをきいたときなにかがくずれちゃたの。


このくずれちゃったものを立て直すのに二年もかかった。

いや…まだ立て直せてない。


だからってゆうわけじゃないけど、俊の“好き”っていう気持ちが信じられない。
< 34 / 116 >

この作品をシェア

pagetop