超絶危険!?ブラザーズ
すると結哉くんは笑って
「困ってる人を冷たくあしらうほど、酷い人間じゃないよ。りあちゃんは、ご両親が帰ってくるまでここを本当の家だと思って過ごしてくれたらいいよ」
そんな暖かい言葉をくれた。
大人だよっ!
うちのお父さんとお母さんより数倍、高校生の結哉くんのほうが大人だよっ!!
感動して涙出そう。
二人にも心底見習って欲しい。
「来訪者確認。ユウキ様、ユウト様」
聞いたことのある機械的なアナウンスが家中に響いた。
なるほど、こうやって来訪者を知らせるシステムなんだ。
「帰ってきたみたいだね」
結哉くんが私を見て、お出迎えしてくれば?と言うように顎で玄関を指す。
そうだよね。
ちゃんと挨拶しておかないと…。
私は急いで持っていた残りの食器を並べ、玄関で待機することにした。
しばらくしてガチャという音と共に扉が開く。
そしてそこには案の定、目を見張る程のイケメンが二人。
一人でもすごいオーラだっていうのに、二人並ぶと威圧感すら感じる。
「あれ?女の子じゃん。もしかして君…」
「きょっ、今日からお世話になります高野 りあです」
……声裏返った。
最悪。
「俺は長男の結城(ユウキ)、よろしく」
「次男の結斗(ユウト)だ」
「よろしくお願いします…」
おおっ!
兄弟みんないい人そうだ。
良かった……これから一緒に暮らすんだもん。
やっぱり素敵な人がいい。
この人たちなら、安心できる。
「困ってる人を冷たくあしらうほど、酷い人間じゃないよ。りあちゃんは、ご両親が帰ってくるまでここを本当の家だと思って過ごしてくれたらいいよ」
そんな暖かい言葉をくれた。
大人だよっ!
うちのお父さんとお母さんより数倍、高校生の結哉くんのほうが大人だよっ!!
感動して涙出そう。
二人にも心底見習って欲しい。
「来訪者確認。ユウキ様、ユウト様」
聞いたことのある機械的なアナウンスが家中に響いた。
なるほど、こうやって来訪者を知らせるシステムなんだ。
「帰ってきたみたいだね」
結哉くんが私を見て、お出迎えしてくれば?と言うように顎で玄関を指す。
そうだよね。
ちゃんと挨拶しておかないと…。
私は急いで持っていた残りの食器を並べ、玄関で待機することにした。
しばらくしてガチャという音と共に扉が開く。
そしてそこには案の定、目を見張る程のイケメンが二人。
一人でもすごいオーラだっていうのに、二人並ぶと威圧感すら感じる。
「あれ?女の子じゃん。もしかして君…」
「きょっ、今日からお世話になります高野 りあです」
……声裏返った。
最悪。
「俺は長男の結城(ユウキ)、よろしく」
「次男の結斗(ユウト)だ」
「よろしくお願いします…」
おおっ!
兄弟みんないい人そうだ。
良かった……これから一緒に暮らすんだもん。
やっぱり素敵な人がいい。
この人たちなら、安心できる。