イケメン執事は幼馴染【短編】
《何処か》

男「目が覚めたか。」

姫華「……」

こーゆー拉致みたいなのは、慣れてるけど、相変わらず、やることがあらい。

女1「あなたって、本当馬鹿なのね。ここは体育館の倉庫のハシゴを使わないと上がって来れない場所。あなたは今、両手両足、口を塞がれて身動きが取れないの。一生、ここにいるのね。」

女1と男は私を残し、ハシゴで降りた。



両手両足、ガムテープで縛って、口もガムテープで塞がれてる。

身動きが取れなさすぎて、落ちそう。


時間とか、どうなんだろう?

まあ、学校、無断欠席した場合、お爺様が捜索隊を出させるって前に言ってたから、いっか。


それにしても、暇だな、やることなくて。



ギシギシ。


えっ!






そうだ!ここの体育館古いから、新しく建て替えるって、お爺様が言ってた。

危ないって。



やばい。早くここから、抜け出さなきゃ。



焦れば焦るほど、私は自分を見失う。






どーしよ。このまま死ぬの?





⁇「姫!大丈夫ですか?」

ルイか?

もう、誰でもいいから、助けてよ。
ってか、息が吸えなくなり始めて、私は意識を失った。



翼「ルイ!姫いた。だけど、ものすごく冷えてる。体も濡れてるし。」

ルイ「急いで連れて帰るぞ。」

翼「了解。」


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