イケメン執事は幼馴染【短編】
❤︎本当の気持ち❤︎
《家》

ルイ「…め。……姫。」

姫華「!!」

翼「驚かなくても大丈夫だよ?」

姫華「なんで、いんのよ!」

ルイ「姫が拉致されたら、助けに行くのは当然です。」

姫華「出て行って。」

翼「無理だね。今の姫、一人で歩くことできないから。」

姫華「どーゆー事?」

翼「関節外されてる可能性あるからね。」

姫華「えっ!」

言われてみれば、体のあちこちが痛い。

ルイ「まずは、晃一にマッサージしてもらいにいきますか。」

姫華「行かない。」

翼「無理だよ。僕、運んじゃうから。」

姫華「運ばなくていい。」

ルイ「歩くと危険ですよ。」

姫華「歩かないし、行かないから。」

ルイ「それは、困りましたね。姫。あなたは今、どういった、状況かわかっていますか?」

姫華「わかってるわよ。でも、マッサージしてもらうかを決めるのは私よ。自分の体のことくらい自分で決めるわ。」

ルイ「姫。このあと、予定があるので、さっさと行きますよ。翼よろしく頼みますよ。」


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