イケメン執事は幼馴染【短編】
《マッサージ室》

晃一「姫。お待ちしておりました。」

姫華「待ってなくていい。」

ルイ「姫のこと、あとは頼みましたよ。」

晃一「了解。」


ルイと翼は部屋を出て行った。

姫華「マッサージしなくて、いい。」

晃一「それは、無理なお願いですね。この部屋に来たからには、受けてもらいます。」

姫華「………わかったわよ。」

晃一「では、始めていきますね。」

姫華「どーぞ。」









ゆっくりと股関節を動かし始めた。

姫華「…った。」

晃一「大丈夫ですか?」

姫華「ちょっと痛かっただけ。」

晃一「もう少しの間、我慢しててくださいね?」





ゆっくりと体、全体をマッサージしてもらった。



まあ、所々、痛みがあったけど。


晃一「姫。終わりました。何処か、痛いところはありませんか?」

姫華「大丈夫。」

晃一「それは、良かったです。」

姫華「ありがとう。」

柄にもなく、お礼を言って見た。

晃一「ありがたきお言葉。」




ルイ「晃一、終わりましたか?」

晃一「はい。」

ルイ「では、翼、次のところに運んでください。」

翼「了解!」



そう言って、翼は、私の体をひょいっと、持ち上げ、リビングに向かった。


< 18 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop