イケメン執事は幼馴染【短編】
《部屋》

非常にピンチです。


なんでかって?



ルイと二人きりなのです。



ルイ「姫。そろそろ、はなしていただけませんか?何があったか?」

姫華「嫌だね。私、あんたたちに頼らないことにしたから。」

ルイ「それでも、我々は姫の事を知りたいんですよ。」

姫華「嫌なものは嫌なの!わかった?」

ルイ「姫。今、この部屋は、私と姫しかいないんですよ?私の性格を知ってて言ってますよね?」

やばっ!忘れてたよ。

姫華「忘れてたよ。」

ルイ「そうですか。それなら、一から体で教えてあげますよ。」

姫華「遠慮する。また、学校のやつらに体、売ったって言われるのもめんどくさいから。」

ルイ「そうですか。でも、姫が言わないのなら、私は体を使って、教えますよ。」

姫華「なんで、そうなるの?」

ルイ「姫は人に触られるのが嫌なのでそー言えば、簡単に言ってもらえると思ったんですよ。」

姫華「……私が、話したところで、あんたたちはどーするの?」

ルイ「渉に頼んで、潰してもらいすかね。」

姫華「……話さないとダメなの?」

ルイ「話せるところだけで構いません。」

姫華「はぁー。やっぱあんたには叶わないね。話すよ。」

ルイ「ありがとうございます。」

姫華「私がいじめられてるのは、知ってると思うけど、全身びちょびちょに濡れて帰ってきた日あったでしょ?あの日、朝、下駄箱に大量の画鋲と一枚の紙が入ってて、放課後、呼び出されたの。そこで、みんな、言いたい放題言って、挙げ句の果てにバケツに入った、水をそこにいた、ほぼ全員にかけられた。あとは、みんなの前でも行われてるようなこと。対してきにしてないけどね。」

ルイ「話していただき、ありがとうございます。」

ルイは優しく、抱きしめてきた。


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