イケメン執事は幼馴染【短編】
《家in姫華の部屋》

姫華「ルイ。さっき言ってた、教えるって、どういう意味?」

ルイ「そのまんまですよ。」

姫華「そのまんまって、何?」

ルイ「そこの、マットの上に足を開いて座ってください。」

柔軟?

とりあえず、言われたとおり、座ってみた。


ルイ「姫。しばらく、ストレッチやトレーニングサボっていたので、私が今までのぶん、姫に教えなくてはいけないんですよ。」

と言って、私の体を前に押す。

私は体が結構硬い方だ。

姫華「痛い!いたいいたいいたい。」

ルイ「相変わらず、姫華は体が硬いですね。これじゃあ、パーティでのダンスの時に困りますよ。」

姫華「知らないわよ。パーティなんて。」

ルイ「みっちり、教育しますからね。」

そう言って、また、押し始めた。

姫華「痛い!痛い!いたいいたいいたい。」

ルイ「姫。終わりましたよ。」

姫華「痛い!ルイ思いっきり、押さないでよ。私が体硬いことくらい知ってるでしょ?」

ルイ「姫。そろそろ、私の性格、わかってください。」

姫華「!そうだった!ルイ、ドSだったんだよね。」

ルイ「今更、気づいても遅いですよ。覚悟はいいですか?」

姫華「良くないに決まってるでしょ?!」

ルイ「そう言われてもですね、私の仕事なんで、遠慮なくいかせて頂きます。」

姫華「やめなさいよ。私はやらない。」

ルイ「それは、困りましたね。姫、襲われるのとどちらがいいんですか?」

姫華「ルイ〜!襲わないでよ。ちゃんとやるから。」

ルイ「ニヤ///それは、良かったです。」


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