天然王子様に振り回されて
第1章

王子様は天然でした

昼休みの体育館裏。


私、飯田羽依(イイダ ウイ)、高校1年生にして人生初告白です!




私の目の前にいるのは三木千秋(ミキ チアキ)先輩。

学校の2大王子様の1人で、超モテる。


だから、玉砕覚悟の、ヤケクソ告白。






「三木先輩、付き合ってください!」


「うん。いいよ。」




えっ!?



「えっ・・・や、った・・・」


「で?どこに付き合えばいいの?」


「・・・・・・・・・・・・・・はい?」






えーっと、つまり?




・・・・・・・・・・うん?



・・・・・・・・・・・・・・ま、まさか・・・・・






「あ、あの、三木先輩。」


「何?」


「これ、告白なんですけど・・・」


「・・・・・・えーーーー!!!」





告白だと思われてなかったんですねー!


一瞬でも喜んだ私、ドンマイ!!!









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